グリップ交換の仕方

交換する前にお読み下さい

グリップ交換液は可燃性です。タバコやストーブ等の炎や火気の近く、極端に高温になる場所では絶対に交換作業を行わないでください。また、交換液がこぼれると床や周辺家具などの塗装を剥がしたり変質・変色させる事がありますので、必ず新聞紙等を敷いてから交換作業を行ってください。また、必ず窓やドア等を開けて充分に換気が出来ている状態で作業をしてください。

STEP1 シャフトからグリップを剥がします

古いグリップを剥がし終わったら、次に古い両面テープを完全に剥がしてください。
シャフトに貼られている古いグリップ交換テープをキレイに取り除いてください。シャフトに古いテープが残っていると、新しいグリップが装着しにくくなりますのでご注意ください。 剥がしにくい場合は以下の2つの方法をお試しください。

  • ドライヤーの熱で古いグリップ交換テープを暖める。
    ※ドライヤーで暖める場合は、一箇所に集中して熱をあてると火傷する可能性がありますのでご注意ください。
  • グリップ交換液を古い両面テープに少量スプレーして拭き取ってください。

STEP2 シャフトにグリップ交換テープを巻いてください

シャフトにグリップ交換テープを巻いてください。
※テープを巻く前に、装着するグリップの長さとテープを貼る箇所のサイズを合わせておくとテープが下からはみ出さず、仕上がりを美しくすることができます。

交換テープの巻き方は2通り

  • らせん巻き
    左の写真のように交換テープの端を斜めにカットし、テープが重ならないように、らせん状に巻いてください。最後に約3cm程度残して剥離紙をはがし、残した部分でシャフトのエンドの穴をふさいでください。
  • 縦巻き
    上の写真のようにグリップの長さより短い位置から巻いて、シャフトのエンドの穴にフタをするように折り返してテープを縦巻きしてください。この時、装着するグリップの長さとテープを貼る部分のサイズを合わせておくと、仕上がりを一定にすることができます。

STEP3 グリップ交換液をスプレーしてください

 

写真のように交換するグリップのエンドの穴に交換液がもれないようにティーを差込むか、指で穴を塞ぎグリップ本体の内側に交換液をたっぷりスプレーして、シャフト挿入口を指の腹で押さえながら、交換液がグリップ内部にまんべんなく行きわたるように軽く振ってください。併せてシャフトに巻いた交換テープにもスプレーしてください。

STEP4 グリップをいれてください

グリップエンドに差し込んであるティーを抜き、グリップの中にシャフトを素早く一気に差し込んでください。

※グリップ内に溜った交換液が衣類等にかからないよう注意してください。
※グリップガイドをご使用いただくと、グリップをスムーズに差し込むことができます。

STEP5 ヘッドとグリップの向きを合わせてください

グリップの奥までシャフトが入ったら、グリップのセンターマークとフェイス位置関係を確認してください。

※アイアンの場合はスコアラインの延長線とセンターマークを合わせてください。またバックラインが入っているものはラインの位置も確認してください。バックラインがずれると安定したグリップができなくなりますのでご注意ください。グリップのセンターマークとシャフトが真っ直ぐになる位置関係で調整してください。

最後に風通しのいい場所に12時間放置し完全に定着させてから使用してください。エラストマー製グリップに使用する場合は、24時間以上を目安に放置し、よく乾燥させてください。グリップがしっかり固着したことを確認してください。